2020年1月28日、鎌倉市立山崎小学校6年生の総合的な学習として、石田理事が避難所運営ゲームHUGの講師を務めました。
山崎小学校は鎌倉市内でも山側にあり、北鎌倉の駅から少し坂を上ったところにあるので津波の心配はありませんが、土砂災害の心配がある地域です。
恒例の避難所○×クイズからスタート!!
各班についているスタッフが、カードをどんどん読み上げていきます。避難者の情報や災害対策本部からの情報、要望など、子どもたちは対応を迫られます。短時間では判断が難しいものもあります。
最後に各班で振り返りをし、発表してもらいました。
対応に困ったことは、トイレ(使用禁止なのに使われてしまった)、外国人(言葉が通じないからどうしていいか分からない)、持病のある人が多い(どう対応すればいいかわからない)などがありました。
はじめは混乱気味の子どもたちも、進めていくうちに役割分担を変更したり、フォローし合ったりする様子がみられました。子どもたちの対応力にはいつも驚かされます。
今日のHUG体験は、まだ学習の途中。ここからさらに学習を積み重ね、2/22の防災教育フォーラムで子どもたちが発表してくれることになっています。
【参加者の声】
・避難所を運営するのがどれだけ大変かが分かった
・もし避難した時に、自分にどんなことができるか考えたい
・自然と現場の雰囲気になって楽しかった
・実際にやってみて、本番もきっとパニックになるだろうと思った
・仕切ったり決めたりするのが大変でパニックになった
・すごく大変だったけど、やっているうちに慣れてきた
・みんなに情報を届けるのが楽しかった
■講座概要■
講座名:鎌倉市立山崎小学校6年生HUG
日時 :2020年1月28日(火) 13:40~15:15
会場 :鎌倉市立山崎小学校 教室
参加者:21人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 岡田賢吉 谷本恵子 矢嶋恵子
【エリア】鶴見、港南台、相模原、葉山