【報告】8/28松田町立寄小学校職員研修「HUG」

2019年8月28日、松田町立寄小学校職員研修HUG(避難所運営ゲーム)の講師を石田が務めました。今回は人権研修として実施されました。担当の先生は以前、当団体の「防災教育ファシリテーター養成講座」を受講されていて、HUGの体験を通して災害時の模擬体験をすることで、人権の視点を養うことができるのではないかと考え、ご依頼に繋がりました。

小田急線新松田の駅からバスで30分ほど行ってところに学校はありました。
海抜300メートル。鹿のはく製が出迎えてくれました。


いつもの通り、避難所○×クイズからスタート。みなさん迷いながらも回答してくれました。

条件設定の情報量の多さに圧倒されつつも、始まってしまえばよいチームワークでこなしていました。さすが先生です!
  
  

【参加者の声】
・今日まで、避難所を自分が運営するときにどうするかを考える機会は一度もなかったが、とても良い経験になりました。
・先生のお話の中にありましたが、女性の配慮の点、とても大切なことだと思います。助け合っていけるよう、知識を得られてよかったです。
・私は養護教諭なので、実際の場面でのトリアージに関して改めて考えさせられました。
・運営に携わる方たちは、たくさん入ってくる情報を整理して対応していることを知りました。避難してきた方の心のきずも感じ取りながら、少しでも安心して過ごせるように取り組んでいることが分かりました。
・カードを処理することに必死になってしまい、人権の視点が抜けていたように感じました。特に女性や子供など支援が必要な人のことを考えられるように意識を高めたいです。
・自分の役割以外でも状況に合わせて移動できていたのでよかったと思う。人も物も情報も動線確保が大切だと感じた。
・2回目の体験でしたが、メンバーが違うと当然のことではあるが考え方が違うので新しい発見があった。
・様々な考えを持つ方々一人ひとりに対応することの難しさを感じました。
・できないことはできないと言える知識や情報を持っておくことが大切さと感じました。
・本当の場面ではもっと危機せまる場面であったと思いますが、ほんの少しでもそれを体験することができ、自分の頭でしっかり考えて行動することの大切さに気づくことができました。

■講座概要■
講座名:松田町立寄小学校職員研修「HUG」
日時 :2019年8月28日(水) 14:00~16:00
会場 :松田町立寄小学校
参加者:8人
講師 :石田真実