【報告】7/27 防災教育ファシリテーター養成講座<初級7期> 第5回避難所生活を考えるワークショップ「HUG」

2019年7月27日、防災教育ファシリテーター養成講座初級編第7期の最終回でした。避難所運営ゲーム(HUG)体験と修了式です。
HUGの講師は防災教育ファシリテーターの前田牧絵が務めました。

  

掲示板(に見立てた模造紙)の利用の仕方にも班ごとに工夫が見られます。

【HUG参加者の声】
・HUGをやってみないと運営していく大変さや、情報共有の大切さはわからないので、どんどん(子どもとかも)やっていけたらいいと思いました。
・避難所という特性上、初期対応すべき問題と長期的に対応すべき問題があり、災害という行政サービスが崩れる中、様々な状況や考え方が絡み合い、さぞかし大変だろうと感じる事だけができました。
・女性への配慮など、女性が多い団体さんならではの視点があって、嬉しく思いました。参加者もそれぞれ自発的な方が多く、参加して良かったと思います。
・とっさの判断力や指示系統・連絡(連携)の取り方等、難しいと感じた。色んな役割で練習することも、事前にできる対策になると思う。
・日頃から運営委員会を定期的に行っていないと、有事には大混乱すると思いました。重病の方は予め、別ルートを考えておいた方が良いと思います。

HUG体験のあとは昼食をはさんで修了式。修了生は18名。参加証は4名。
記念に全員で写真撮影。上級編にも進んでほしいですね。

【講座全体の感想】
・防災教育の基礎が少しわかりかけた気がしています。ワークショップと座学、防災センター体験と様々な形で防災を学ぶことができたのはよかったです。いろいろな立場で防災に関わる方たちと話ができた貴重な機会をいただきました。逃げ地図はぜひ、近隣地域でやってみたいです。まだまだ成長したと言えるほどではないですが、そのきっかけをもらえたと思います。私はたまたまネット検索でこの講座に出会えましたが、もっと多くの方たちに知っていただくべきだと感じます。

■講座概要■
講座名:ファシリテーター養成講座<初級7期> 第5回避難所生活を考えるワークショップ「HUG」
日時 :2019年7月27日(土) 10:00~13:30
会場 :かながわ県民センター11階講義室
講師:前田牧絵
サポート:防災教育ファシリテーター 石田真実 西川哲 角川京子 谷本恵子
【エリア】鎌倉、鶴見、横須賀、高津、相模原