【報告】1/7 県災害対策課主催 防災教育専門研修「ぼうさいGO」

2019年1月7日(月)、神奈川県くらし安全防災局 防災部災害対策課主催の防災教育専門研修「ぼうさいGO」をかながわ県民センターで開催しました。
神奈川県内の小中学校や特別支援学校の先生方、そして一般参加者の中には親子参加もありました。
もともとこの「ぼうさいGO」は、2016年に子どもたちと一緒に考案し、子ども主体で実施したものです。
ポイントさえ押さえれば、子どもたちが教える側になれる。そんなイメージで内容を組み立てました。

2階のホールでは、段ボールトイレづくり。


小学生がいたグループでは、こんな工夫が!子どもの発想力、素晴らしい!!!

3階の会議室では、身近なもので応急手当。
用意したものは、バンダナ、コンビニ袋、サランラップ、ごみ袋のみ。「えぇー!これしかないの??」という声もありました。
三角巾がないと止血できない!なんてことはないですよね?今ある物でどれだけ工夫できるか、皆さんに考えてもらいました。
  

応急手当のあとは、竹とTシャツでの担架体験。竹を手に入るのが難しい地域もありますが、手法を知っておくことで臨機応変に対応することができるようになります。
  

研修を受けた先生がすぐに学校で実践する、というのは意外と難しいのですが、この研修は即実践できるように、特別なものは使用せず子どもでも理解できるようにポイントを絞って、資料を作成しお伝えしました。
参加した先生に「これならできそう!」と感じてもらえたことで、ひとつのハードルは越えられたと思います。ぜひそれぞれの学校で、子どもたちに実践していただきたいと思います。

【参加者の声】
・楽しみながら訓練になる、このような企画がもっといろいろな場所で開催されるとよいと思います。
・段ボールトイレは中高生に教えるのが効果的な気がしました。 大人もいちど「やってみる体験」は必要だと思う。(知っているとできるは違うと感じました)
・体験に敵うものはないと思いました。 お子さんたちが楽しんでいたのが印象的でした。
・身近のもので自分たちができることがある、ということを子どもたちに知らせることで、災害に対する備えをしていけるかなと思いました。ありがとうございました。
・とても勉強になりました。 簡単で子どもでもできるものがたくさんあるので、学校に戻り生徒へ伝え、地域の力となれる生徒の教育をしたいと思います。

・自分のできることがわかったです。そして楽しくやれたので、よかったと思います。学校のお友だちにも教えてあげたいと思います。

■講座概要■
講座名:神奈川県くらし安全防災局 防災部災害対策課主催の防災教育専門研修「ぼうさいGO」
日時 :平成31年1月7日(月)14:00~16:00
会場 :かながわ県民センター 2階ホール、301会議室
総括 :石田真実
講師 :西川哲(段ボールトイレ)、小峰道晴(応急手当)、谷本恵子(Tシャツ担架)
サポート:防災教育ファシリテーター 小松野麻実、矢嶋恵子

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