【報告】1/23横浜災害ボランティアネットワーク会議 災害ボランティア コーディネータースキルアップ研修

2019年1月23日(水)、横浜災害ボランティアネットワーク会議・横浜市市民局・横浜市社会福祉協議会の主催、災害ボランティアコーディネーター スキルアップ研修「~西日本豪雨災害に学ぶ~災害時のネットワーク連携について」に参加しました。
西日本豪雨災害発災直後から、岡山県内で立ち上げられた「災害支援ネットワークおかやま」の事務局を担う特定非営利活動法人岡山NPOセンターの代表理事・石原達也氏が講師で、支援者間のネットワークについて発災直後から現在に至るまでの経緯や経過・現状課題などのお話をうかがいました。

2018年7月の豪雨では広域に被害が出たことは記憶に新しいところです。石原さんは、災害発生前から岡山県内で広域で連携ができる体制づくりに動いておられましたが、6日夜の時点で災害支援が必要な状況になることを見越して動き始めたというお話には驚きを禁じえませんでした。
倉敷災害ボランティアセンターの運営では、様々なITツールを導入されました。中でもボランティアの受付に「Peatix」を使用されたのは画期的ではないでしょうか。今後の災害ボランティアセンター運営にはとても参考になる事例を伺うことができました。
さらに、いわゆるガテン系だけではなく、様々な支援ができる団体やNPO等との協働についても参考になりました。目標はだれもが「被災者のために」。それぞれの得意分野を活かしての被災者支援はこれまでよりさらに進化した災害ボランティアセンターの活動となったのではないかと思いました。

  

当団体が岡山県に支援に入った際につながりをもちました岡山NPOセンターの石原代表をおつなぎし、実現した研修会でした。様々な事例を参考に、私たちも事前に備えておけることは何なのかを改めて考えるきっかけとなった研修会でした。