【報告】8/19 防災教育ファシリテーター養成講座<初級第6期>逃げ地図

2018年8月19日、防災教育ファシリテーター養成講座の3回目「逃げ地図」です。リスクコミュニケーションツールといわれていて、地図づくりをしながら防災の話をすることができ、それが発展してまちづくりにも活かすことができます。講師は防災教育ファシリテーターの西川哲です。
   

逃げ地図という手法がなぜ生まれたのかを日建設計ボランティア部の羽鳥さんが話している動画を見ました。その後、鎌倉の地図を使って体験です。受講生は、鎌倉に引っ越したという想定で、自宅を決めてもらいました。最後にそこはどうなっているでしょうか。

2班編成でしたので、1班は津波避難ビル、橋は使えない、という想定にしました。

色を塗る作業で、皆さん集中して静かな場になりがちですが、ファシリテーターが声をかけ、その時々の参加者の感想やつぶやきを書き留めていきました。作業が終わったら各自で気づいたことをどんどん書いてもらい、班ごとに発表です。
  

【参加者の声】
・条件の違いにより全く異なる避難路や所要時間になるのはとても興味深かった。実際に避難路を調べておくことが重要と思った。
・地図を塗る作業はなかなか大変だったが達成感があった。
・単純な作業の積み重ねの結果、町の様子が一目で理解できるようになるプログラムはとても興味深かったです。

*上級編では逃げ地図づくりを行って取り組んだことを材木座にお住いの方に案内していただきます。

■講座概要■
講座名: 防災教育ファシリテーター養成講座<初級第6期>逃げ地図
日時 :2018年8月19日(日) 10:00~13:30
会場 :おだわら市民活動センターUMECO
参加者:14人
講師 :西川哲
サポート:防災教育ファシリテーター 石田真実 小峰道晴 坂井誠仁 谷本恵子 矢嶋惠子
【エリア】鶴見、平沼、相模原、鎌倉、葉山