【報告】6/2防災教育ファシリテーター養成講座<初級編第5期>第1回学校防災計画&地域防災計画&市民防災センター体験

いざという時、『自分の命を自分で守れる子どもを育てる』ことをモットーに防災教育事業に取り組み始め、今年で4年目に入りました。
指導者の人材育成としてやってきた本講座も第5期を迎え、2018年6月2日(土)、10時から横浜市民防災センターの研修室で開講しました。
まずは、アイスブレイクから。「今まで体験した一番印象に残る災害」は、全員が「東日本大震災」でした。皆さん、様々な体験をしていらっしゃいました。事業の全体像や防災教育ファシリテーターの役割等について、統括の石田よりご説明しました。その後、横浜市民防災センターの体験コースを全員で回りました。

      

体験後は研修室に戻り、地域防災計画、学校防災計画についてレクチャー。
地域防災計画の成り立ちやパブリックコメントについての説明のあと、参加者自身が暮らす市区町村の「地域防災計画」を読み込む作業を行い、参加者同士でシェアしました。
まずは、自分が住んでいる地域についての理解を深めることが大切です。他地域を比較することで見えてくる特徴にも気づいてもらえたようです。
学校防災計画も同様に成り立ち等を説明し、現物は今後の講座の際に閲覧できることをお伝えしました。
  

【参加者アンケートより】
・小学生の娘をもつ母親として学校防災計画の重要性と充実の必要性を強く感じます。
・「地域防災計画」という言葉を耳にしたことはありましたが、完全に『机上の知識』にとどまっていました。今回、実際目に触れて内容について理解を深めることができたのがとてもよかったと思います。
・地域防災計画は全体の量も大変多いので、どこから何を読んだらよいのかと思っていました。今回、地域の特性や想定等、必要なことを読み取っていくことや、他の地区のものを見せていただくことが大変興味ぶかかったです。
・どうしても東日本大震災の影響で津波を想定した防災を考えてしまいますが、関東大震災のような火災などその地域の特性を理解する重要性を感じました。また、総則を読むことで新たな発見がありました。

■講座概要■
講座名:ファシリテーター養成講座<初級編第5期>
    第1回学校防災計画&地域防災計画&市民防災センター体験
日時 :2018年6月2日(土) 10:00~12:30
会場 :横浜市民防災センター 
参加者:7人
講師 :石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター  谷本恵子 
【エリア】鶴見、相模原