【報告】3/16福祉作業所で職員防災研修<NPO法人コラボえどがわ「花きりん」>

NPO法人かながわ311ネットワークでは、これまで、教員向け、児童生徒向け、親子向け、マンション向けなど様々な防災研修を行ってきました。

今回は、NPO法人障がい者就労支援事業共創ネットワーク(https://kyoso-net.jimdo.com/)を通じてご縁が繋がり、精神障がいのある方をサポートしているNPO法人コラボえどがわ「花きりん」(http://www.collaboedogawa.net/)で、職員向け防災研修を行いました。受講していただいた方々は、「わーく花きりん」の職員、訪問看護ステーション「ナース花きりん」の職員などが中心でした。東京都江戸川区で、障害者就労継続支援事業、訪問看護事業、相談支援事業などを行っている法人さんです。

江戸川区は、江戸川と荒川に囲まれた、区面積の7割が満潮位以下のゼロメートル地帯と呼ばれる低地です。一番南には葛西臨海公園があります。この公園内の標高12mの丘が、江戸川区の最高地点です。
防災の第一歩はまず自分たちの環境を知ることからです。今回の講座では、まず、江戸川区の地域防災計画の被害想定を確認しました。

つぎに、国土交通省荒川下流河川事務所が作成した、フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」を見ました。

その後、グループに分かれ、用意した白地図の上に、被害想定を描いたり、通所者や職員の家にシールを貼ったりして、DIG(災害予想ゲームを行いました。

地図に情報を書き込んだ後は、課題を整理していきます。

研修会場となった「ワーク花きりん」は、30名ほどの精神障がいを持つ、通所利用者のいる福祉作業所(就労継続支援B型事業所)です。体力に自信の無い方も多く、災害時に迅速な避難行動を取れるのか、また家族や保護者などにどのように引き渡すのか、帰宅できずに夜を越すことになったらどうするのか、など課題は一杯です。
また利用者は平時からサポートな必要な方々ですから、家族に引き渡して終了ではありません。普段通りの生活ができなくなったとき、災害後をどうケアしていくのかも考える必要があります。

受講者の方々は、DIGについて聞くのもやるのも初めて、という方が多く、いろいろな気づきがあったようです。
利用者、家族、職員間での連絡方法について確認したい、という声が多く上がっていました。

福祉作業所など、社会的に弱者となる人の防災力向上には、今後も係わって行きたいと思います。

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■講座概要■
講座名:<NPO法人コラボえどがわ「花きりん」>職員防災研修
日時 :平成30年3月16日(金) 16:30~20:00
会場 :NPO法人コラボえどがわ ワーク「花きりん」
参加者:10人 他見学1名
講師 :石田真実
サポート:米田和晋 伊藤朋子

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