【報告】12/2 神奈川県立高等学校PTA連合会大会第1分科会講演

2017年12月2日、パシフィコ横浜会議センターで開催された第55回神奈川県立高等学校PTA連合会大会の第一分科会で、防災教育について石田が講演させていただきました。
この大会の趣旨は、「高等学校PTA連合会の会員が一堂に会し、健全でたくましい心身を持ち、創造性に富んだ国際感覚豊かな青少年を育成するため、県内におけるPTA活動についての意見や情報を交換するとともに、生徒を取り巻く環境に関しての知識を深めることで、高等学校PTAの望ましい在り方を探求し、新しい時代の高等学校PTA活動の充実と発展に役立てる。」
テーマは「学び・伝え・活かす」
一日の大会で、メインホールでは午前中、作文コンクールや広報紙コンクールの表彰式が行われ、午後は東京大学公共政策大学院教授、慶応義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授、文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生の講演会が行われ、地区ごとの発表も行われたりしていました。参加者は、神奈川県県立高等学校単位PTAの方々、約800人。

石田が講演した第一分科会は「防災対策・教育」で、テーマは「防災・減災教育は命の教育~学校で学ぶこと、家庭でできること」。

第一分科会担当の皆様の紹介のあと、講演開始です。
  

多くがPTAの皆様でしたが、高等学校の先生も含め130人ほどの参加者で会場はいっぱいでした。

大会でお話を聞くばかりだったであろう皆様に、恒例の(?)「避難所クイズ」。笑いも起こり、アイスブレイクとしてはばっちりでした。
  

なぜ学校での防災教育が必要なのか、世界一忙しいといわれる日本の教師について、追加教育(〇〇教育)の多さについてお話しし、かながわ311ネットワークの取り組みをお伝えしました。「かながわ版防災教育プログラム」は普段の授業が日常生活(防災・減災)につながるよう作っています。先生方にも無理なく取り入れていただけるように工夫しています。取り入れていただたことで子どもたち、そして先生たちの自己肯定感UPにつながった事例もお話ししました。そして、是非家庭での防災教育に取組んでください、「〇〇家防災会議」を開いていただきたいとお伝えしました。
時折笑いも漏れながらの講演会、最後にはふたつの大きな地震を体験された保護者の方からのご提案もいただきました。

■講座概要■
講座名:第55回神奈川県立高等学校PTA連合会大会第一分科会
    「防災・減災教育は命の教育~学校で学ぶこと、家庭でできること」
日時 :平成29年12月2日(土) 
会場 :パシフィコ横浜会議センター411号室
参加者:130人
講師 :石田真実
主催 :神奈川県立高等学校PTA連合会

認定NPO法人かながわ311ネットワークをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む