【報告】9/9JCかながわブロック大会@茅ヶ崎市総合体育館

青年会議所から、神奈川ブロック協議会が開催する『第45回神奈川ブロック大会 茅ヶ崎大会』への協力要請を受けて、9月9日(土)10時から16時、『揺らぐな、私!~NEXTぼうさい道2017~』に出展しました。
事前にアンケート調査をされ、その結果には『親子で学べるもの』の希望もあったとのことで、防災教育を展開している当団体にご依頼いただきました。
  

当日は、隣接する茅ヶ崎中央公園でフリーマーケットやステージでの発表、さらに近くの通りでもスタンプラリーなど、様々な催しが実施されていました。当団体が出展した柔剣道場では、神奈川県、茅ヶ崎市、ユニセフ、赤十字、かながわ災害情報連絡会、レディオ湘南が展示をしていて、クイズラリー形式でしたので、多くの親子連れが訪れてくれました。
  

私たちは、「エッキー」と「紙ぶるる」を用意しました。
「エッキー」は、防災科学技術研究所オリジナルの科学おもちゃです。「液状化」という言葉はニュースでも取り上げられてきたので、知っている人はいますが、エッキーで実際にどういう現象なのかがよくわかります。マンホールが浮いている状態の写真を見たことのある方も多いのではないでしょうか。
下の写真は、東日本大震災後の浦安市での液状化を物語る写真です。

子どもたちには、まず実際に大きめのボトルで液状化の現象を試してもらいました。その後、こちらで用意した「エッキー」を作る途中の小さなボトルに好きな色のピンを入れてもらい、「マイ・エッキー」を完成させてお土産としました。

大人も子どもも一緒になって、液状化について学んでもらえたのではないでしょうか。

「紙ぶるる」は、名古屋大学福知研究室の振動実験教材です。実際に作ることまではできませんでしたが、見本を使って紙の家を揺らしてもらい、筋交いがある時とない時の揺れ方の違いや効果を見てもらいました。地震に強い家にするためには、どうしたらいいかを学んでもらえる、大人もびっくりすることの多い教材です。子どもたちにはそれぞれ持って帰って、家で作ってもらうことにしました。

私たちは、『被災地に心を寄り添い、次代にそれらの教訓を受け継ぐ事業を進めていきたい』というJCさんの思いに共感しました。私たちの団体理念とも通じています。
普段からの学びや備えがいざというときの被害の減少につながります(自助)。そして、ご近所づきあいでの顔の見える関係作りがいざというときの助けになります(共助)。
このようなイベントを通じて、より多くの皆様に「防災」について関心をもっていただけるようになれば幸いです。

■イベント概要■
イベント名:JCかながわブロック大会『揺らぐな、私!~NEXTぼうさい道2017~』
日時 :2017年9月9日(土) 10:00~16:00
会場 :茅ヶ崎市総合体育館柔剣道場
参加者:50人(一般の親子)
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 小峰道晴 谷本恵子 山下圭子 伊藤朋子
【エリア】鶴見、保土ヶ谷、妙蓮寺、相模原、葉山