【報告】8/21 千葉大ESD研究会「防災ワークショップ」

午前中のシンポジウム★LINK★に続いて、午後は、平和、地域、ボランティア、防災の4つのグループに別れてワークショップが行われました。

私たちは防災のグループを担当しました。

防災ワークショップは、高校生11人、大人14人、それぞれ2班と3班に分かれて実施しました。

私たちは「楽しく学ぶ防災教育」をモットーとしているので、まずはその土地にちなんだ防災○×クイズをします。
第1問は「今後30年以内に千葉市で震度6強以上の地震が起こる確率」答えは85%。これを、先端を赤く色づけした棒くじを引いていただくことで、実感してもらいました。

 

千葉県には、「ちば地震被害想定のホームページ」というウェブサイトがあります。そこに掲載されている被災ストーリー5種類から各グループで1つ選び、状況を整理しながら、予防するには事前に何をしておけばよかったか、どう対応するのがより良かったかを検討し、模造紙にまとめました。

 

どのグループも積極的な議論が進み、それぞれ異なった被災ストーリーを検討した後は、お互いに発表し合い共有しました。短い時間でしたが、防災について考えるきっかけになったのではないかと思います。

各班の発表は、グラフィックレコーディングにまとめてくれました。

 

一人一人の防災に、最も大切なのは、想像する力です。災害が起こる前に、災害後を想像し、それを自分ごととして準備できるかどうかが、防災の要です。被災ストーリーを読んで検討することで、
地震でも抜けない、ゆるまないネジを開発したい、と決意を語ってくれた男子高校生に、ぜひ期待したいと思います。

<参加者アンケートより>
【高校生】
・様々な人同士でのテーマを決めての議論はいろいろな意見が出て「こんなのもあるのか!」ととても楽しかったです。


【教員・教育委員会他】

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