2017年8月2日(水)、横浜市神奈川区の神之木地区センターで、「親子で防災教室」を開講しました。午前2時台と7時台茨城県で震度を観測する地震が発生した日でもありました。夏休みということで、小学校1年生から6年生までの親子、7組が参加してくれました。
<1.紙ぶるる>
地震に弱い建物の特徴を実験しながら楽しく理解できるペーパークラフトです。
切り込みも入っているので、子どもたちも簡単に作ることができました。
完成したら、揺らしてみます。枠だけの家は、大きく揺れますが、筋交いを入れてみると…違いがはっきり分かりました。
子どもたちには難しいかもしれない「耐震」という言葉を覚えてもらいました。
<2.段ボールトイレ>
地区センターのスタッフの方に材料を用意していただきました。
見本を見てから、2組が協力して1つのトイレを作ります。
完成したトイレに座って、座り心地を確認しました。ちょっとした段ボールの大きさの違いで、使い勝手も変わることが分かりました。いざというときには上手に活用できるといいですね。
<3.Tシャツ担架>
Tシャツを使って担架を作り、実際に乗って体験します。地区センターの皆様のご協力で、Tシャツを用意していただきました。
竹は大人用、地区センターの方が要してくださったポールは、強度が弱いため子どもたちの体験用に利用しました。緊急時には工夫次第で、役に立つものを作ることができると体験してもらいました。
【参加者アンケートより】
子ども
・すごく楽しかったです。またやりたいです。
・すこしむずかしかったけど、たのしかった。
大人
・実際に災害時に使えるものだったのでとても参考になりました。
・改めて子どもと防災のことを話すきっかけになりました。とても楽しく親子で学ぶことができました。
家族で災害について考えるきっかけになったようです。改めておうちに帰って「防災家族会議」を開いてほしいと思います。
■講座概要■
講座名:神之木地区センター「親子で防災教室」
日時 :平成29年8月2日(水) 13:30~15:00
会場 :神之木地区センター3階 中会議室
参加者:15人
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 小峰道晴 角川京子 谷本恵子
【エリア】鶴見、横須賀、葉山