2017年7月30日(日)10時から、かながわ県民活動サポートセンター11階講義室1にて、ファシリテーター養成講座<初級編>を開講しました。
第1回は「DIG(災害想像ゲーム)」の体験で、13名が参加でした。
第1回の目標は、横浜駅を中心にみなとみらい地区や中華街近辺に、どんな災害が想定されているか知ることと、大規模災害が起きた時、どう行動すべきか考える。
関東大震災を振り返り、横浜で想定されている地震について説明を受けました。次に阪神大震災時の映像や実験映像で、地震から身を守るための行動についての復習。その後、DIG体験を行いました。通常は、住んでいるところについて行いますが、今回は様々な地域からの受講生なので、横浜駅周辺をモデルにしました。
透明シートを地図の上に置き、町の基本情報、地域資源の確認等、書き込んだりシールを張ったりしました。情報量が多いので、手分けしての作業となりました。
さらに透明シートを重ねて被害想定の書き込みです。ハザードマップを見ながら実際に書き込むことで、被害想定が身近に感じられたのではないでしょうか。
作業を終えてからは、地図を見て、感じたことや気づいたことを付箋に各々書き込みます。その後、古地図と照らし合わせてみました。ペーパーの地図とweb上で見られる地図を利用しました。
気づいたことを班ごとにまとめて、ランチタイム!
午後は班ごとに発表してもらいました。さまざまな気付きを得ることができました。
次回は、8月6日(日)横浜市民防災センターにて防災センターを体験し、防災計画について学びます。
【参加者アンケートより】
・1つの地図の上に、様々な書き込みをしていくことで、様子がよくわかり、理解が深まりました。ポストイットによる分類・まとめも分かりやすかったです。
・横浜在住でありながら、知らないことが多く、災害を怖がるのでなく、いかにして回避できるかの考える知恵につなげていきたいと思う
・災害時、人が多く集まっている場所が必ずしも安全とは限らないことがとても印象深い。これからの講座を通して災害時のイメージ、自分がとるべき行動のイメージをより一層ふくらませていきたい。
・横浜市は観光でしか来ないが、危険と隣り合わせなのが衝撃だった。
DIG(災害想像ゲーム)の効果や必要物品などの詳細は、かながわ子ども防災情報ステーション をご覧ください。
■講座概要■
講座名:ファシリテーター養成講座<初級編>第1回「DIG」体験
日時 :2017年7月30日(日) 10:00~13:30
会場 :かながわ県民センター 11階 講義室1
参加者:13人
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 小峰道晴 西川哲 矢嶋恵子 谷本恵子
【エリア】鶴見、相模原、鎌倉、葉山