認定NPO法人かながわ311ネットワーク

【報告】7/1防災ゲーム学習会①「クロスロード」

2017年7月1日(土)、10時半からかながわ県民センター11階で「防災ゲーム学習会」を開催しました。
これは「ゲームを通して、防災を身近に!」をスローガンに、より多くの人が・楽しく・防災に触れる場を提供する、今年度から始めた取り組みです。
記念すべき第1回は、災害対応カードゲーム「クロスロード」を教材に。

今回の講師は、防災教育ファシリテーターの西川哲さん。パワーポイントを使ってわかりやすく事前レクチャーを行いました。

参加者7人に防災教育チーム3人が加わり、2グループに分かれて行いました。
ゲームに入る前に、グループごとに自己紹介を行いました。これで少しは緊張がほぐれたのではないでしょうか?

それぞれのグループで1人ずつ順番にカードを読み上げ、5カウントの間に「YES」か「NO」を決めます。瞬時に判断することも目的の一つです。考えすぎてとどちらの札も出せなくなってしまった方もいらっしゃいました。それでもどちらかを選んでもらいます。
  

多数派には「青ざぶとん」、1人だけの貴重な意見が出た場合は「金ざぶとん」を進呈します。
一人ずつ順番に、なぜ「YES」にしたのか「NO」にしたのかを発表し、意見交換をします。これが、とても大事です。同じ「YES」でも、その理由は自分とは違うこともあります。

ある程度ゲームを体験したところで、今度は参加者の皆さんに、クロスロードの問題を作ってもらいます。どんな立場で、どのような判断に迫られることがあるか…皆さんそれぞれの問題を作っていただきました。

さいごに講師からのまとめです。災害の現場では、これまでにも判断に迫られることが様々あったことを、事例を交えて皆さんに伝えました。

今、声高に叫ばれている「多様性」を考えるのに、災害というテーマはとても適していると思います。
災害現場に限らず、日常の様々な場面で「決める・判断する」ことが求められます。
単純に多数決だけで決めてしまうと、少数の人たちはいわゆる弱者となり、置いてけぼりになって我慢を強いられることになります。
少数意見にも耳を傾け、少しでも配慮することによって、より円滑な人間関係を築くことができるのだと思います。

【参加者アンケートより】
・久しぶりに体験したが、大変参考になった。地域の人たちを対象に実施してみたい。
・どの立場を取るにしても自分なりの考えをきちんと持ち、他人に説明する重要性を感じました。
・自由な発想で問題が作れるし、同じYes/Noの意見でも様々な見方があり、意見が聞けたので、とても楽しい時間でした。

クロスロード(災害対応カードゲーム)の効果や必要物品などの詳細は、かながわ子ども防災情報ステーション をご覧ください。

■講座概要■
講座名:防災ゲーム学習会①クロスロード
日時 :2017年7月1日(土) 10:30~12:00
会場 :かながわ県民センター11階 会議室
参加者:7人
講師:西川哲
サポート:防災教育ファシリテーター 石田真実 岡田賢吉 小峰道晴 谷本恵子 田村俊夫 矢嶋恵子
【エリア】泉、港南台、鶴見、相模原、葉山