【報告】12/3TOKAIグローカルフェスタ2016「親子で楽しむ防災教室」

2016年12月3日(土)、東海大学湘南キャンパスで開催された「TOKAIグローカルフェスタ2016」親子で楽しむ防災広場のなかで、「親子で楽しむ防災教室」を担当させていただきました。東海大学教授の内田理先生のお声掛けによるものです。

私たちにとっては初の試みで、グローカルフェスタって何?というところからの企画となりました。
「TOKAIグローカルフェスタ」は、近隣の子どもから大人まですべての世代の方々との交流を目的に、大学を市民に開放するオープンキャンパス型のイベントです。実際、私たちが大学に着いたころには、多くの家族連れや若者が来場していました。

東海大学湘南キャンパスは、とても広いのですが、富士見通りをメインに「芸術祭」や「湘南マルシェ」「世界一行きたい科学広場」「東海散歩」などのコーナーが設けられ、そのうちの一つに「親子で楽しむ防災広場」がありました。

会場の14号館には、私たちの「親子で楽しむ防災教室」のほかにも「はしご車搭乗体験」「起震車体験」「巨大津波のおそろしさ」「知っておこう液状化のしくみ」などなど。子どもも大人も楽しめて、ためになるプログラムがありました。

 

私たちは小さいお子さんでも作れる「ゆらゆらづくり」と「毛布担架体験」を行いました。
ゆらゆらは、三種類の長さの違う色上質紙を、ホチキスで止めるだけです。小さいお子さんでも大人のちょっとした手助けがあれば簡単に作れるもので、地震の周期(長周期・短周期)によって建物の揺れ方が違うということを実験・体験できるものです。参加されたお子さんたちも、短時間で作ることができ、完成するとさっそく色々な揺らし方を試していました。

 

ゆらゆらを作った後は、毛布での担架体験です。
けが人がいる!運ばなくちゃ!でも担架がない!!そんな時どうするか?身近なもので代用できることを知っていただきたくて企画しました。ある程度の人数がいる場合と、一人での場合を体験していただきました。

  

全員に、運ぶ側と運ばれる側を体験してもらいました。3歳くらいの女の子を連れたお母さんが運ばれる側になったとき、女の子は大号泣。お母さんがどこかに連れていかれると思ったみたいです。
短い時間ではありましたが、就学前のお子さん(親子)から小学生くらいまで参加していただき、私たちにとってもいい経験となりました。
「TOKAIグローカルフェスタ2016」の詳細についてはこちらからご覧ください。

帰りがけにソーラーカーや人力飛行機も見ることができました。学生のパワーも感じることができた一日となりました。

 

■概要■
日時:2016年12月3日(土) 13:30~15:30
会場:東海大学湘南キャンパス
参加者:25人(親子)
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 伊藤、小峰、谷本、西川
【エリア】妙蓮寺、鶴見、鎌倉、葉山