【報告】11/30横浜市立能見台小学校「HUG」

2016年11月30日、横浜市立能見台小学校6年2組で避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。
担任の先生が私たちの「防災教育ファシリテーター養成講座」を受講し、10月には担任の先生の指導で災害想像ゲームDIGを体験した子どもたち。
DIGで自分たちの暮らす地域の特性を学んだことをきっかけに、災害時の避難所についての学習へと発展していきました。
子どもたちからの「HUGをやりたい!」という希望に応える形で、実施することになりました。

ゲームに入る前に、最近恒例となっている「避難所○×クイズ」で頭をほぐします。すでに様々な学習を重ねているので、ほぼ全員が全問正解でした。

能見台小1

4班に分かれて、役割分担までは、比較的スムーズに進みました。読み手はかながわ311ネットワークのスタッフが務めます。

能見台小2  能見台小3  能見台小4
掲示板1  掲示板2

学校の敷地図や体育館は、実際の能見台小学校のものが用意されていました。

能見台小図面1  能見台小図面2

「総理大臣の視察だってー」「ペットがきたよー」「どこにする?」などと話し合いながら、また、掲示板に書き込みながらにぎやかに進みました。どの班も用意されたカードはすべて読み終わりました。
その後は、班ごとに振り返りです。最初に決めた配置のルールと対応に困ったことをまとめたら、他の班のを見て違いやアピールポイントを見つけます。

発表1   発表2
発表3   発表4

今回、素晴らしい掲示板を発見しました!!

避難者の方へ
「避難者の方へ
避難所にはおさない子どもやご高れいの方もいます。助け合いながら避難生活をしてください」
これまで中学生から大人を対象に「HUG」を実施してきましたが、こういうメッセージを掲示板に書いたのは、今までありませんでした。小学校6年生でここまで考えられるんです。すごいでしょ?子どもたちの発想は大人をはるかに越えてきます。

班ごとにそれぞれルールも違い、役割分担も様々で、運営にも子どたちなりに工夫がみられました。DIGも経験していて、とても意識の高い子どもたちで、私たちスタッフもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。さらなる学びにつながることと思います。

参考までに当日のタイムテーブル。8:45~11:30までの3時間を使いました。

タイムテーブル

<児童アンケートより>
●運営する人の生活場所はどこなのか気になった。この経験を生かして避難生活体験をしたいです。
●どんどん避難しきて、場所を決めるのが大変だった。酒臭い人とかは迷惑をかけないように1人部屋にしたけれど、体育館に避難している人のことを考えると広すぎたりするから平等ではないと思った。
●面白いのは自分達で自由にルールを作れたり、戦略的(?)に仕分けしたり、とても自由度が高い所です。それに、様々な現実にあり得るイベントが、人々の設定により緊張感や忙しい感じがリアルで楽しかった。
●カードは移動が楽だけど、実際は人だから一度置いたら動かせないのではないか。
●今日はカードでやったけれど、本当は人だと思うと、「この人は、この教室に」と考えるのが難しくなりました。
●気が付いたことは、3階にお年寄りを入れてしまうと足が不自由だったり、体調が悪くなってしまったら大変で階段を上ったり、降りたりするのがとてもきついと思いました。

HUG(避難所運営ゲーム)の効果や必要物品などの詳細は、かながわ子ども防災情報ステーション をご覧ください。

■講座概要■
日時:2016年11月30日(水)8:45~11:30
会場:横浜市立能見台小学校
参加者:27人(小学校6年生)
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 小峰道晴 谷本恵子 水口美恵子 山下圭子
【エリア】鶴見、茅ヶ崎、保土ヶ谷、葉山