【報告】11/18横浜市立並木中学校 学校保健委員会「HUG」

2016年11月18日(金)、横浜市立並木中学校の学校保健委員会が開かれました。
並木中学校保健委員会はこの2年間、通常の保健委員会の仕事に加えて、防災をテーマに取り組んできました。
前半は、「防災・減災のために中学生の私たちができること」と題して、この一年間の取り組みについての報告がされました。6月に防災センターを見学し、9月には避難所運営ゲームHUGの体験、さらに地域防災拠点訓練にも参加しました。それぞれが感じたことを発表し、訓練に参加することの大切さや、体験することで得られた知識を実際に災害が起きた時に生かしたい、と話していました。
並木HUG4

後半は、生徒さん42人で避難所運営ゲームHUGを行いました。保健委員会に加えて生徒会本部役員や各委員会の委員長、学級委員が混ざった班編成となりました。
学年混合で普段接点のないメンバーだったので、エンジンがかかるのに多少時間がかかりましたが、始まってしまえば臨機応変に役割分担したり、声を掛け合って協力して取り組んでいました。

並木HUG1   並木HUG3

班ごとに振り返りをした後には、他の班の様子を見る時間を作ります。
どんなルールで配置したのか、掲示板はどのように使っているのか、どんな情報を掲示しているのかなど、他の班と自分の班との違いを見つけ、自分の班のアピールポイントを見つけてもらいます。

並木HUG2

班ごとの発表では、配置のルール・班のアピールポイント・対応に困ったことを発表してもらいました。
対応に困った点で多く上がったのは、総理大臣の対応や持病を持っている人の対応でした。
ペットは最近の傾向としては、ペット専用の部屋を作るというのが主流になってきています。外にテントを立てて繋いでおく、という意見はほとんど出なくなってきました。時代・・・ですね。

最後に、校長先生のあいさつでは「生徒の皆さんが笑顔でとても楽しそうに、真剣に取り組んでいたのがとても良かったです。楽しみながら防災について学べる良い機会だったと思います。」と仰ってくださいました。これは、防災教育のひとつのツールとしてHUGを勧めてきた、私たちにとってとても嬉しい言葉でした。
並木中学校保健委員会の今年度の防災の活動は、これでひと段落となりますが、ぜひ来年も再来年も継続してほしいと思います。

<生徒アンケートより>
●避難してきた人を配置するとき、持病があるか、ペットを連れてきているか、外国の人なのかなどを確認し、適切な場所に配置していくのがとても大変だと思いました。また、テレビや新聞の取材が来た時、断るなど自分の意思を持つことが大切だと実感しました。
●いろいろな人が来て作業がうまく進まず大変でした。今回は4つの地域でしたが、並木には街区があるので、もっと難しいかなと思いました。他の班のを見て、同じ物資がほしい人を同じ部屋にするというのは、とても面白いアイデアだと感じました。
●災害が起きた時は、場所も時間もなく、すごく大変なのだと思いました。なので、避難してきた人の協力もすごく大切なんだと思いました。もし、横浜で災害があって避難したら、自分にできることをみつけて、やれたらいいなと思いました。

HUG(避難所運営ゲーム)の効果や必要物品などの詳細は、かながわ子ども防災情報ステーション をご覧ください。

■講座概要■
日時:2016年11月18日(金) 13:00~15:30
会場:横浜市立並木中学校
参加者:42人 生徒(保健委員、生徒会本部役員、各専門委員会委員長、各クラス学級委員)
講師:石田真実
サポート:防災教育ファシリテーター 小友修 小峰道晴 熊田由紀子 谷本恵子 矢嶋恵子 山下圭子
【エリア】鶴見、宮前平、保土ヶ谷、葉山