2016年4月14日以降に発生した、熊本県を震源とする地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い被災地の復旧を心からお祈り申し上げます。
「平成28年熊本地震」発生から間もない4月23日、かながわ県民センター11階で「これからの防災を考える(仮)」を開催しました。
呼びかけから数日しかありませんでしたが、予想以上の皆様に参加していただきました。
自己紹介のなかで、今回の震災を受けて「気になること」を話していただきました。
本震が後から起こったことや余震の多さから耐震基準、備えの不十分さ、防災計画の効果、避難所運営の仕組み、車中泊等々、多岐に渡りました。
そこから、テーマを「避難所」「情報」「備え・その他」の3つに絞りました。その3つのテーマに分かれてワークショップを行いました。
テーマごとに発表をしていただき、まとめを当団体の石田&吉田が行いました。
避難所について考えたところからは、東日本大震災時のノウハウが生かされていない、地域によって運営の仕方が違う、ハード面の問題(避難所指定の建物が利用できなかったことなど)、物資(流通)の問題が提起されました。
情報については、公衆無線やtwitterやFacebook等のツールの有効利用が話題となりました。災害の都度、進歩していると。
備え(その他)については、普段からの防災教育が大切だろうという点と外国人への配慮が問題提起されました。そして改めて「自助」「共助」について考えるきっかけとなりました。
関東でも首都直下、南海トラフ、最近では三浦も地震の可能性があると言われています。こういうディスカッションで気づく事は本当に多いですね。
色々な方の意見を聞くことは刺激になります。ボランティアに参加する時は初心に戻ることも大切だと改めて思いました。
自治会の防災担当者、消防団員、社会福祉士、避難所運営に係る方など多様な方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
防災教育に取組み始めた私たちにとっても得るものが多かった集まりでした。これからの活動に活かして参ります。