3年前、横浜市立平楽中学校の「国際教育」のお手伝いをしたことがご縁で、それ以来毎年お声掛けいただいています。
今年度は、4月21日(木)の職員研修で「HUG」に取組まれると伺い、今回初めて体験される先生も多いということで、お手伝いに伺いました。
「HUG」は避難所(H)、運営(U)、ゲーム(G)の略です。国際学習担当の先生が、静岡県で開催された「HUG」の研修に参加されたことで初めての試みになったとのことです。
当日は、お忙しい先生方も多くの先生が参加され、先生の想いのこもった避難所運営に備えるためのお話を伺いました。そのあとは早速ゲーム開始です。私たちは、できるだけ多くの先生に体験していただくために読み手を務めました。
避難者は続々と押し寄せるし、合間に様々な「イベント」も起こるのですが、先生方は思いのほかスムーズに対応されていたように思います。
所属学年や年齢構成を考えて班編成をしたことが功を奏したのか、自然とリーダー役になる先生がいたり、記録を取る先生がいたり、それぞれが自分で仕事を見つけて自主的に行動を取っている姿は、さすが先生!といった印象でした。
緊急事態にも比較的慣れている先生方だと思いますが、初めての体験で「パニックでした。頭がフリーズしてしまいました。」との感想もありました。
今後も継続的に実施されるようです。一回で終わらない、ということもとても大事ですね。
HUG(避難所運営ゲーム)の効果や必要物品などの詳細は、かながわ子ども防災情報ステーション をご覧ください。
■講座概要■
日時:2016年4月21日(木) 15:30~18:00
会場:横浜市立平楽中学校
参加者:約20名(教員)
サポート:防災教育ファシリテーター 石田真実 小友修 小峰道晴 谷本恵子
【エリア】鶴見、宮前平、相模原、葉山