【311コラム】熊本地震支援報告Vol.2(4/23、24)

今回の平成28年熊本地震に際し、当団体の理事谷永誠が、熊本県宇城市で活動しています。以下谷永理事からの報告の聞き書きです。

2016年4月23日(土)
宇城市の危機管理課から各避難者へいち早く情報を伝えるメールシステムのお知らせチラシの配布依頼を受け、避難所に持って行くとともに住民の声を聴いた。
70代女性:15日から避難所にいる。体育館の床の上に毛布を2枚敷いているだけなので寝ているときとか体が痛いし床からの冷えが伝わってくる。この先どうなるのかが不安。生活再建に向けた情報が欲しい・・・
入浴可能な施設の情報が少ない。キャパが多いところのみのようだ。
19時から21時まで熊本県内で活動しているNPO・NGOの情報共有を行うミーティング(平成26年熊本地震支援団体 火の国会議)に参加。

2016年4月24日(日)
AM、避難所訪問を実施。1か所歯ブラシや洗口液などあるが紙コップがないことを確認し、物資倉庫からの運搬実施。
PM、社協を訪ねたところ、ボラセン立ち上げるとのことで手伝いに入った。
レンタル業者から10張のテントが届く。ボランティア受け入れ動線を指導した。
宇城市のボランティアセンターは「熊本県博物館ネットワークセンター」(〒869-0524 熊本県宇城市松橋町豊福1695)
25日には、ボランティアセンターが開設される。ホームページはこちら
資機材は青年会議所(JC)から明後日に届く予定(若干はある)。
ニーズ調査は、現在民生委員が中心となって市内を回っている。
ローラー調査をかけたいが人手不足でできていない。
高齢者が多いので、ニーズがなかなか上がってこないかもしれない。
日中仕事に行っていたり、片づけにいっていたりするため、日中と夜では避難所にいる人数がかなり違う。車中泊の市民もいる。
マットレスが1000程度届いているが、配布されていなかった。
「日中避難所に残っている人が必要としているモノではないのか」と助言(行政側はどうしても全員に配布しなければ、と考えてしまう)。
物資の管理は財務課が行っている。定時連絡で必要食事数が報告され、その結果を受けて配布の手配がなされるというルーチンは、すでにできている。

ボランティアセンター準備状況
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市役所の倉庫がいっぱいになったので、豊野農業者トレーニングセンターへ移送する物資
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聞き取り 谷本
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