10月4日(土)、前回の浜千鳥酒造の田植え会に続き、今回は、311ネットワーク代表の伊藤さんと谷本理事も大槌町まで来てくれ、みんなで稲刈り会に行ってきました。
当日は気持ちのいい快晴で、参加者は皆さん楽しみながら収穫に励んでいました。
最初に田んぼの持ち主である佐々木重吾さんより、鎌の使い方や稲の束ね方のレクチャーを受け、みんなで一斉に稲刈りをスタートしました。
311ネット代表の伊藤さんも初めての稲刈りだったそうですが、張り切って大活躍していました。
刈った稲は束にして運んで、どんどんはせ掛けし、干していきます。
はせ掛けするのも実はなかなか大変な作業なのですが、みんなのチームワークで行えば、あっという間。
約1時間ほどですべての作業が終了し、大槌町の演劇団体、波工房さんのおふるまいで芋煮と、子供たちが杵をふるったつきたてのお餅を堪能させてもらいました。
上京鹿子踊会も収穫を祝して舞を披露。
秋晴れの空の下、舞も大変晴れやかで気持ちのいいものでした。
最後に佐々木重吾さんから、浜千鳥の方へ稲を渡されて、稲刈り体験会が終了しました。
このように田植えから収穫まで、すべて手作業で行っている田んぼは、大槌でも今はわずかです。
次回は冬の酒仕込み会も開催される予定です。
日程はまだ未定だそうですが、思いを込めて酒造りをされている浜千鳥酒造さん、ぜひ次回は蔵元の様子も見学させていただきたいと思います。
10月17日(土)の復興キッチンには、私も参加して大槌のお話をさせて頂きます。
関心のある方は、是非ともご参加ください。
復興キッチンVol.12 《元大槌町復興支援専門官による講演と懇親の集い》
岩見 弥生子