【報告】コミュニティカレッジ講座「NPOのスマホ術」

コミュニティカレッジ講座「NPOのスマホ術」、入門編3回、応用編3回合計6回の講座が終了しました。

かながわ県民センター11階には、十分なインターネット環境が無く、受講者の皆様にはご不便をおかけしましたが、好意的なお声も沢山頂き、講師側も多くのことを学ばせていただきました。
受講してくださった皆さん、ありがとうございました。
スマートホンやタブレットを利用して、基本の料金だけでできることは、今ものすごく増えています。今回の講座では、それらのツールを使って、市民活動に役に立つ技術を学んで欲しい、また防災に活かせる技術やツールを使いこなして欲しい、という意図で企画しました。
スマートホンを基本に作業を行いましたが、適宜パソコンも使いながら、の講座となりました。
「入門編 ~NPOのスマホ術 はじめの一歩~」は、無料サービスを使って情報発信、事務局運営、イベント開催を行おう、という趣旨の講座です。

入門編
【日時】10月4日(土)~11月1日(土)全3回
【受講生】15名
やや盛りだくさんすぎて十分な実習時間が取れなかったことが残念でした。受講者のレベルや、希望がそれぞれで、このような実習系の講座の難しさを感じました。
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後半の「応用編 ~スマホで高める災害支援力、受援力~」は、防災にictを活かそうという趣旨の講座です。

応用編
【日時】11月15日(土)~12月13日(土)全3回
【受講生】10名
初回はツイッターでの情報収集のメリットとやり方、2回目はグーグルマップの活用方法、3回目は京都大学防災科学研究所の畑山准教授をお招きして、発災時の情報コミュニケーションの課題と言うテーマでお話しいただきました。
お話は大変興味深いものでした。お話の中で心に残ったのは、安心安全について。
安全は客観的だが、安心は主観的。
「安全だけど安心できない」「安全では無いのに安心してしまう」という状況が発生する、と言うこと。災害時には、安全を確保し、安心を形成できないと、不安が講じて余計に厳しい状況となってしまいます。
災害情報活用の歴史についても示唆に富むお話を聞くことができました。
畑山先生、ありがとうございました。
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