40名の参加者を参加者の力を合わせて、南陽1号は無事、帰浜しました。出発は梅雨明け寸前の豪雨の中でしたが、その雨も途中で上がり、炎天下での活動となりました。
<参加者H>
NPO法人かながわ311ネットワーク主催『山形県南陽市豪雨災害緊急支援ボランティアバス1号』に参加してきました。
20日(日)、大雨洪水警報が出され、集中豪雨の中、横浜駅に集合。
22時15分頃、山形県南陽市に向けて、災害ボランティア39名を乗せたバスは出発しました。
21日(月)5時過ぎ、晴天の山形県南陽市に到着。
旅館の方のご厚意により、仮眠休憩場所や朝ごはんを食べる場所をお借り出来ました。さらに、温泉まで。
本当にありがたい限りです。
事前にマッチング済みだったので、南陽市災害ボランティアセンターには寄らず、直接、現場に近い、漆山サテライトへ直行しました。
現場は山に近い、川が流れる住宅街でした。
川は今でも泥流であり、当時は土石流がすごかったそうです。
かながわ311ネットワークは4班に分かれました。
自分は第4班に所属。第4班は午前中、女性陣は外で床板の洗浄と拭き上げ、男性陣は家の中で床下に石灰を撒きました。
午後は、奥の部屋の床下の泥だし。床下に入るには自分だと大きすぎるので、志願した女性2名に床下へ入って頂き、かき出した泥を自分が床上に引き上げ、一輪車に乗せて泥を運ぶという内容でした。
かなり重みのある泥なので、床下の女性2名はキツかったはずです(1人は、別の団体の方でした)。
ちなみに、床下から引き上げる自分は右の腕と肩がパンパンです。
ものすごい暑さの中、重機が行き交い、ボランティアが行き交い、砂ぼこりが舞い、水分を奪われ…。
それぞれの現場でみんな全力だったと思います。
地区の皆さまはとても温かく迎えてくださり、休憩中はずっと果物を頂いている状態でした。
たっぷり過ぎる水分補給が常に出来ていたので、体調が悪くなるメンバーもいなく、また、大きなケガも誰もありませんでした。
バスは22時15分頃に横浜駅到着。
お世話になった漆山サテライトはもう閉鎖することになるそうですが、水道が復旧していない世帯も多く、とにかく、1日も早い復旧、元の生活へ戻れますことを願うばかりです。