贈答品フェアこぼれ話~調理ボランティア体験談~

調理ボランティアで参加しました鈴木です。
復興キッチンにおいて、来てくださった方に、被災地の食材を調理し提供するのが調理ボランティアです。
この度行われた贈答品フェアでは、出品商品のうち、一部の商品を試食できるコーナーをみんなで作り上げました。
三陸産のわかめやまつも等の海藻類、三陸食材で作ったソースなどのおいしさを知っていただくために、さんまやサーモンを焼いたり陸前高田のお米のおむすびやスパゲティを作りました。
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今回はリゾットのソースセットなど料理を手間なく作れるセット商品も、牡蠣味噌の瓶詰めやかまぼこなどそのまま食べられる商品もありました。あかもく佃煮などそのままでも食べられる商品は、スパゲティやクラッカーに乗せるなど、ちょっと違う食べ方のアイデアの考案もさせていただきました。

15、16日と初めて調理のリーダーをさせていただきましたが、当日参加してくださった調理ボランティアの方々がとても協力的で頼もしく、無事にたくさんの試食を提供することができました。
おいしそうに食べてくださる方の笑顔が見られてよかったです。

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調理ボランティアは企画運営とは違い当日ほぼ初対面の方と協力し一致団結する不思議な魅力があると思いました。
私自身はまだ大学を卒業してまだ2年、社会的にも、恐れながら調理の腕も大変未熟です。
調理ボランティアで参加してくださった方はそんな私にも丁寧に気遣って作業を進めてくださる優しい方ばかりでした。
このような場でさまざまな年代の方と一緒に作業ができることはとても勉強になりなにより楽しいです。
教えてもらった食材知識や料理の仕方は個人的なお料理ノートに書きためています。
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そんな知識を増やす魅力もあると思います。
段取りなど、力不足にて居合わせた方にご迷惑をおかけした場面がありましたが、ぜひまた違う機会でみなさんに会えることを楽しみにしています。
参加してくださったみなさん本当にありがとうございました!!
記 復興キッチンチーム 鈴木春菜