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 去る12月4日、横浜市立西寺尾第二小学校の人権講話に講師としてお招きいただき、東日本大震災の被災地の現状について、とくに被災地の小学生の様子についてお話させていただきました。
西寺尾第二小学校は、錦台中学校・西寺尾小学校とともに、東日本大震災の被災地支援として、募金活動を行っています。(http://www.townnews.co.jp/0117/2013/11/07/211434.html
人権教育としては、「笑ってあいさつ 広げよう安心の輪」をテーマに、あいさつ運動に力を入れて取り組んでいます。

人権講演会 005

人権講演会 026

人権講演会 015

「あいさつでつながる 被災地との輪」というテーマで、被災地の小学校の様子を被災地でのあいさつにまつわるエピソードと合わせて、お話しました。
まずは、被災地のことを覚えてもらうために、福島・宮城・岩手の一押しゆるキャラを紹介。福島はいわきの「いわきフラ次郎(フラおじさん)」、宮城は気仙沼の「海の子 ホヤぼーや」、岩手は陸前高田の「たかたのゆめちゃん」を紹介しました。
フラおじさんは「あはははは!」の笑い声、ホヤぼーやは「かっこいい!」と男の子、ゆめちゃんは「かわいい~!!」。それぞれ好評でした。

人権講演会 004

人権講演会 030-2

12月4日で震災から1000日。被災地のお友達はどんな生活を送っているのか。
小学校の校庭には仮設住宅が建っていて校庭は使えない。中学校の校庭も。仮設住宅がなくなるまでに10年はかかると言われている。小学生中学生の間、ずっと校庭が使えない。
仮設住宅では自分の部屋はなく、隣の家の音が聞こえる。
そんな状況を想像してみてください。

「私が被災地に行ったとき、知らない土地で緊張して不安だったとき、たまたま通りかかった小学生が「こんにちは!」とあいさつをしてくれて、とっても嬉しかった。ほっとした。」
とあいさつにまつわるエピソードを紹介。
横浜で暮らすみんなにできること、やってほしいことは
1.今日お家に帰ったら、お家の人にこの話を伝えること(忘れないでほしい)
2.募金活動を続けること
3.もう少し大きくなったらボランティア活動をしてみてほしい
と伝え、ゆるきゃらの名前クイズで閉会しました。

最後の質問コーナーでは、
・薬や病院はたりているんですか?(小2)
・給食はどんなものを食べているんですか?(元に戻っているんですか)(小2)
・どうしてボランティアを始めたんですか?(小5)
・ボランティアをしていて嬉しいことはなんですか?(小3)
など、たくさんの質問がありました。時間切れで答えきれないくらい、たくさんの質問を考えてくれました。

終演後、退場する時には、私の前を通るひとりひとりが「ありがとうございました!」と元気にあいさつしてくれました。とても気持ちよく、嬉しい気分になりました。
普段から行っているあいさつが、定着している証だと思います。先生方もきちんとされていて、その先生方の姿を、子どもたちが見ているのだろうと思います。
このような機会をいただき、改めて伝え続けることの大切さを感じ、自分がこれまでやってきたことの意味を見つめ直すことができました。
ありがとうございました。
以下、子どもたちの感想文から一部抜粋いたします。

●ゆるキャラもかわいかったけど、被災地では校庭がなかったりプレハブ仮設住宅になっていたり、まだ復旧作業が続いているので、募金活動も続けていきたいと思いました。岩手県、宮城県、福島県がんばってください。(小1)
●いっぱい震災で家や人の命をなくしているんですね。学校の校庭は遊べなくなり、仮設住宅が建てられて苦しい生活をしているんですね。今の大変な生活をなくしたいですね。(小1)
●わたしは大きくなったらボランティアに行き石田さんみたいに活動します。募金もしたいです。地震のことは忘れません。絶対に今日のお話をおうちの人に話します。これからもがんばってください!今日は本当にありがとうございます。(小1)
●私たちは昼休みや中休みも毎日校庭を使っているのに、使えなくてかわいそうだなと思いました。私たちにできることが、おうちの人に話す、募金、大きくなったらボランティアぐらいしかできませんが、私も役に立てたらいいなと思います。(小2)
●学校に校庭がないのは悲しいと思うけど、がんばってほしいです。校庭で遊べないのが10年も続くのは厳しいと思います。自分が出来ることは今のところ募金しかないけど、いつかきっとボランティア活動をしようと思います。(小2)
●被災地の子たちは普通のことができなくなっていることが分かりました。例えば私たちは校庭で普通に遊べるけれど、地震で被害を受けた子たちの校庭は使えなくて、仮設住宅になっていることが分かりました。でもあいさつの輪は繋がっているんだなと思いました。(小3)
●やっぱりいつでもどこでも、あいさつは大切だと思いました。私も中学生になったらボランティア活動などをやってみたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。(小4)
●2011年3月11日、僕はお母さんにおこられて、学校にうわばきを取りに行ってました。マンションを出たとたん、ガタガタ。工事かと思ったら地震でした。テレビを見て「僕にできることは何だろう」と考え続けました。今日どうすればいいのか石田さんのおかげで学べました。ぼくは3.11のこと、そして今日のことを一生忘れないと誓います。(小4)
●私は「私たちでもできることはあるの!?」とびっくりしました。「こんなにかんたんなことなんだ!これなら私にもできる!!」と思いました。かんたんなことでも被災地の人たちに役に立つなら私も少しずつだけどみんなの役に立てるようにがんばりたいと本気で思いました。(小5)
●私たちの今の生活は被災地と比べてずいぶん充実したものだと分かりました。被災地の方々に一日も早く復興してほしいと思います。私たちも今の生活を一日一日大事にしていき、募金活動もできるだけやっていきたいです。(小5)
●私たちはもう普通の生活だけど、まだ被災地の方は仮設住宅に住んでいて学校の校庭も使えないと知って、たぶんプレハブの仮設住宅は冬はすごく寒いと思うし、となりの声が聞こえたりして大変だと思います。だから直接何かをすることは難しいけど、募金や風化させないように伝えたいと思います。(小5)
●私は震災の時、仙台にいました。今日の話で仙台のみんなを思い出しました。あいさつはすごく大切ですね。今度手紙を出そうと思います。大切なことを教えてくれてありがとうございました。(小6)
●私は震災の後、一度募金しました。でも今ではもう募金をしなくなりました。「忘れないでほしい」そう言った時私は申し訳ない気持ちになりました。私にとって震災はこわい思い出でしかなかったけれど、今まだ苦しんでいる人がいる。そう思うとかわいそうという気持ちよりは何かしてあげたいと思う気持ちの方が強くなりました。中学生や高校生になったら、自分で被災地に足を運びたいです。(小6)
●僕は震災から1000日の間、被災地に何もしていなかったし、もうほとんど元に戻ったかと思ったけど、まだまだなんだと知って驚いてしまいました。募金などのことは知っていたけど、やろうと思っても忘れてしまったりしていたのでできればやりたいと思いました。また石田さんが被災地に言った時にあいさつをされて嬉しかったというので、そうしようと思いました。(小6)
●仮設住宅が建てられたことで人々はふつうに生活できないことを知った。少しでも早く普通の生活ができればいいなと思った。あいさつをするだけで相手が嬉しくなることを知った。これからはいつでもあいさつができる人間になりたいと思った。(小6)
小学生が描いたゆめちゃん

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