東日本大震災で被災した東北の海岸や川に巨大な防潮堤が造られようとしています。最高14.7メートル、総延長約370キロ、防潮堤の幅は高さの約4倍となります。
建設は、東日本大震災の被災地だけではありません。東北をかわぎりに、三浦半島や湘南など神奈川にも建設の動きが出てくるとも予想されます。なぜ巨大防潮堤なのか、防潮堤ができると海辺の自然はどうなるのか。専門家をお招きし、基本的な知識から問題点を学ぼうと思います。

大谷海岸
大谷海岸で示す9.8メートルの堤高

品川モンベル
品川モンベルビルでは、14.7メートルの堤高はビルの4階部分の天井近く、
路上に見える人と比較すると大変な高さです

【日時】10月13日(日)午後1時〜4時

【場所】 かながわ県民センター11階、講義室2(横浜駅西口 ヨドバシカメラそば)
   
【講師】首都大学東京都市環境学部准教授  横山 勝英
    公益財団日本自然保護協会保全研究部部長   朱宮丈晴
【参加費】無料(ただし、会場で資料代などのカンパをお願いします。)
【申込み】資料準備の都合上、下記からお申し込みください。

【講師紹介】
横山 勝英(よこやま・かつひで)
1970年生まれ。博士(工学)。東京工業大学大学院を卒業後、建設省土木研究所を経て現職。有明海・筑後川の汽水域を対象に塩水流動、土砂移動、地形形成、栄養塩・植物プランクトン・魚類の動態を研究している。震災後は気仙沼舞根地区に支援に入り、カキ養殖海域のがれき探査、生物環境調査、被災地の高台移転設計、跡地の湿地再生などを進めつつ、防潮堤問題の解決に向けて試行錯誤している。2012年、土木が専門ながら自然環境保全に取り組むNPO法人「森は海の恋人」理事となる。

朱宮 丈晴(しゅみや・たけはる)
専門は森林生態学。公益財団法人日本自然保護協会保全研究部部長。2005年から綾の照葉樹林プロジェクトにかかわり、ユネスコエコパーク登録のための支援を行った。東日本大震災以降、「東日本海岸調査委員会」の一員として、東日本の沿岸部の海岸植物や植物群落RDB調査などを市民と共に行っている。