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2016年7月12日(火)、横浜市立中川西中学校で地区別集会が実施されました。
災害発生時、被害の状況によっては先生が生徒の下校に付き添いながら各方面へ集団下校することも想定されています。その場合に備えて地区別班を作り、班員の顔合わせや防災拠点の確認を行うことが目的です。311ネットワークは防災教育アドバイザーとしてお手伝いしています。

昼休み終了後、各学級でDVDを見ながら風水害の学習です。中学生には復習的な内容でしたが、きちんと解説もあったので知識の再確認となったのではないでしょうか。

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その後「家に帰るまでが訓練です!カード」が配布されました。下校時、「通学路で災害時に危険な場所や物、役に立ちそうな場所や物を探してみよう!」さらには、このカードを利用して家族と災害への備えについて話してもらおうという目的のものです。カードの作成には311ネットワークも関わり、学校独自の形に改良されていました。

訓練カード表裏-001 訓練カード地図-001

帰りの学活が行われ、地区別に割り当てられている教室への移動します。生徒数1000人を超える大規模校ですが、スムーズに行われました。

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それぞれの地区ごとに先生が点呼をし、今年度最初の集会なので、地区長、副地区長決めが行われました。地区長、副地区長の役割は担当先生のサポート、集団下校時の案内役、通学路情報を把握等です。
なぜ集団下校するのか、先生から改めて説明があり、集団下校時の解散場所の確認も行われ、次に生徒手帳に書かれている内容の確認です。
登校前に大地震が起きた場合は休校になること、登下校途中の場合は原則として帰宅すること、ただし学校の方が近い場合は学校に避難し学校の指示に従うこと、などが確認されました。子ども達は、生徒手帳にそれぞれ地区別番号、地区名、防災拠点を書き込んでいました。家族の集合場所、緊急連絡先を書いておく欄もあるようです。
 
「家に帰るまでが訓練です!カード」の説明が再度行われ、地区長さんが職員室に報告し地区別集会は終了です。本番となる日が来ないほうがいいのですが、日ごろの訓練はやはり大事ですね。生徒手帳に災害時の対応についてのページがあることには驚きました。

保健委員会が事前に学校周辺を調べていました。その成果です。
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地区別集会後に、保健委員の生徒さんから相談を受けました。
地震の避難訓練の時に保健委員会で、事前指導のVTRを自助をテーマに作成しました。9月の総合防災訓練の時には、共助をテーマにしたVTRを作りたい。でも中学生にどんなことができるのか、全くイメージがわかない。という相談でした。
東日本大震災や熊本地震での中高生の活躍や避難所の現状、横浜市の地域防災拠点の仕組み、女性の視点が求められていること、中学生に期待することなどをお話ししました。
「災害が起きたからって急に何かやろうとしてもできない。でも普段やっていることならできる。」
「学校のことは地域の人よりみんなの方が詳しいよね。」
「これならできる!と思うことがあれば躊躇しないで、大人に『○○は私たちがやります!』と言ってみてほしい。」
「そのためにも、普段から地域の人とあいさつをしたり、顔見知りになっておくといいよね。」
などと、多少熱く語ってみたところ「中学生にもやれることがあるって分かりました。見えてきました!!」とスッキリした表情で帰っていきました。
今度のVTRも楽しみです。

■概要■
日時:2016年7月12日(火) 12:30~14:00
会場:横浜市立中川西中学校
参加者:1044名(全学年) 教職員