4月末からの第一次支援活動中から、横浜では、宇城市ボランティアセンターの情報支援活動を行ってきました。

支援の目的は2つです。
1つめは、激甚被害の熊本県上益城郡益城町や阿蘇郡南阿蘇村に比べるとやや被害が少ないために、支援の手が及びにくい宇城市にボランティアを呼ぶこと
2つめは、災害ボランティアセンターを運営する人たち(主に社協職員)の負担をできるだけ軽減すること

情報を上手に発信することで、問い合わせ件数を減らし、多くのボランティアが支援してくださるようになります。

【宇城市の背景】

宇城市:2005年5町(宇土郡三角町・不知火町、下益城郡松橋町・小川町・豊野町)が合併して発足

宇城市情報メール   2014年6月1日開始
ラインでの情報発信  2014年9月1日開始
Facebookページ 市:未使用
社協:発災後、2016年4月25日にJCIの支援で開設
ツイッター 市:未使用
社協:アカウントは以前から 所有 運用は発災後、4月24日から

【情報支援1 ホームページ】
固定的な情報はホームページで発信し、日々の状況はFacebookページを使うのが一般的なやり方です。
311netでは、ホームページの編集権限を共有していただき、トップページからリンクする災害ボランティアセンター特設ページを作成しました。それまで個別に発信されていた、ボランティアセンターの場所や開設時間などの情報を施整理し、掲載しました。
トップページ

特設ページ

また、ボランティア受付業務を軽減化するために、Googleスプレッドシートのフォーム機能を使ってボランティア登録フォームを作成しました。フォームに事前入力していただいた情報はそのままデータ(表)になります。
紙に書いていただいた情報をエクセル入力することにくらべると、間違いも少なく、省力化できます。訪れるボランティアにとっても、当日受付での待ち時間を減らす効果があります。
フォーム

【情報支援2 Facebookでの情報発信アドバイス】
Facebookページでの情報発信は、Facebook特有の性質を理解して行う必要があります。
Facebookでは、「コメント」や「いいね」のついた投稿が上位に表示されます。ボランティアセンターのように刻々と状況が変わる活動の広報に使う場合には、本文中に必ず日時を入れるなどの注意が必要です。また一度訪れたボランティアに繰り返し支援していただくためには活動の様子や感謝の気持ちを見える化することも重要です。
宇城市と横浜市で、Facebookメッセージや電話で連絡を取りながら発信をサポートしてきました。

【情報支援3 アマゾンほしいものリストの運用】
宇城市災害ボランティアセンターでは、壊れてしまった屋根にかぶせるブルーシートや土のう袋などの支援を求めるために、「アマゾンほしいものリスト」を利用しました。物資リストの作成や、掲載のコツなどについての助言を行いました。また、宇城市で支援を求めていることを311ネットのFacebookページでも広報して支援しました。
アマゾン

【情報支援4 マップ作り】
ボランティアセンターの場所や、避難所マップなど、目的に合わせたGoogleマイマップを作成しました。作成したマップはホームページに貼り付けたり、支援者の資料として利用されています。
宇城市s

宇城市災害ボランティアセンターは5月31日で閉所しましたが、ボランティアニーズが全部処理された訳ではありません。罹災証明が発行されたことでようやく片付けに気持ちが向く方もいらっしゃいます。

6月から、宇城市生活復興支援ボランティアセンターが発足しました。現在は切替のための内部業務の段階ですが、また災害ボランティアのお力を借りる時期が来ます。来週、宇城市を訪ね、現地の方々と直接お会いし、これからの支援について打合せをしてきます。

今後も宇城市の情報支援を続けて行きます。多くの皆様に関心を持っていただけると幸いです。