私たちは東北の復興を応援しています


現在も避難生活を送られている方、今回被災された方々へ改めて心よりお見舞い申し上げます。

長崎県在住の当団体災害支援担当スタッフを、2016年4月14日に発生しました「平成28年熊本地震」の支援活動調査・実施のため、4月21日(木)より熊本県へ派遣しました。県南の八代市、宇土市、宇城市の状況確認に回るとともに22日、23日に「熊本地震・支援団体火の国会議」に参加しました。
熊本県庁

震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)」加盟団体のひとつである「被災地NGO恊働センター」・頼政代表が宇城市役所危機管理課を訪問しており、危機管理課から依頼事項を受けていましたが他の地域での支援活動を開始していたため、当団体スタッフ(谷永)が宇城市の依頼事項を引き継ぐ形で支援に入りました。
23日より2日間にわたり、宇城市からのお知らせメール・公式LINEの登録を促すお知らせを配布し、必要であれば避難者の方々のメール登録やLINE登録のサポートを行いながら、困りごとなどニーズの聞取りを実施しました。

22日に宇城市社会福祉協議会(社協)を訪問していましたが、24日の時点で「25日から宇城市災害ボランティアセンター(以下災害VC)開設」との情報を得て再訪問し、立上げ支援を行いました。宇城市社協初めての災害VC立上げでしたので、これまでの事例、各種助成金や資材手配などの紹介や導入を中心に支援しました。
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ボランティア活動に必要な資機材の受入れ、災害VC本部にwi-fiが設置されたところから、ネットワーク構築も手伝いました。

他の避難所で感染性胃腸炎(ノロウイルス)が発生したことから、28日から市保健センターが土足で入室していた避難所の生活環境改善活動に取組み始めました。
避難所に詳しい「NPO法人レスキューストックヤード(RSY)」浦野氏に連絡を取り、「宇城市にアドバイスに来てもらえないか」を打診しましたが、すでに西原村や御船町での支援活動をしており身動きできないとのことで、環境改善についてポイントを教えていただきました。宇城市の保健師・長崎県や新潟県などから派遣されてきた保健師チームに29日から合流し、一緒に清掃や区画づくり(居住スペースと通路を分けるなど)を行いました。この活動で保健師チームとも信頼関係ができ、その後の避難所の課題や、避難所再編時の要配慮者の確認、他団体へ繋ぐなどの調整がしやすくなりました。
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これまで平時の勉強会等でつながりのありました「認定NPO法人難民支援協会(JAR)」のスタッフが、4月30日、宇城市に調査に訪れたので市内各避難所などを案内し、現状を伝えました。
ウィングまつばせのアリーナは地震の際にガラスが割れたりして、避難所指定にも関わらず利用できない状態でした。そのため、避難者は建物内の通路などで生活していました。避難所を統廃合するため、市がアリーナの安全確認・補修を行いました。その後、当団体と難民支援協会とで新たに避難者を受入れるための設営の支援を行いました。

まずは市の担当部局の方々と避難所レイアウトについてどのように行うか聞き取りを実施。その後、レイアウト等に関するアドバイスを行いました。難民支援協会 佐藤氏よりご自身の経験(東日本大震災で被災され、避難所運営を行った)からのアドバイスをいただけたことはとても助かりました。

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翌日、災害VCからのボランティアさんや市職員と一緒に避難所開設に向けた支援を行いました。

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5月8日、ウイングまつばせアリーナ、避難所の環境整備が一応完了しました。間仕切りもしつらえ、畳や段ボールベッドも相当数用意できました。
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5月9日、この日に開所した避難所の様子です。避難所の和式トイレを簡易的に洋式にしましたが、トイレットペーパーホルダーが扉・便座等の関係で背中側になってしまいました。すでに多くの方がこの避難所に移られてきていたので、みなさまから頂戴しました支援金を元にペーパーホルダーを取り付けて利用しやすくする改善を行いました。
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また、洗面台に物置場所が無くペーパータオルや消毒用アルコールが近くに置けないこと、今まで置いてあった位置が低く、高齢者には不便だったのでラックを設置しました。
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さらに、難民支援協会 鶴木氏の女性目線でのきめ細かい対応も行いました。


神奈川からは情報発信についてのアドバイスを行っています。
ほしい物リストの作成、社協ホームページの震災対応、ボランティア受付フォーム作成、Facebookやtwiitterでの情報発信に関する助言、広報協力等です。
熊本県宇城市での支援活動   熊本県宇城市での支援活動2   熊本県宇城市での支援活動3

今後の支援の方向性について(5月16日現在)
1.避難所生活環境改善
日々変化していく避難所ごとの物資の過不足やニーズをできるだけ拾い上げ、可能な範囲で物資の輸送・配布や環境改善を調整・実施します。

長期化することを見越して、避難所内でのお茶会やサロン活動ができるように各行政担当と調整を行い、実施できる団体とも調整を行います。

2.災害ボランティアセンター運営支援
今後の見通しを様々な角度から確認します。これからの運営やボランティアの募集方法など、円滑な運営に必要なアドバイスをできる限り行います。