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「大槌へ、お帰りなさい!」
「見知った顔がたくさん見られてうれしいです」
「食べるものがない、未来が見えない時に、一人じゃないと教えてくれたのは、ここにいる支援してくれた皆さんです」
おおつち感謝祭のセレモニーで交わされた、メッセージ交換の言葉の一部です。

大槌のことが大好きで仕方ない仲間、その数なんと200人ほどが大槌町に集まったおおつち感謝祭。
その様子を少しでも感じていただければと思い、お伝えします。
(このおおつち感謝祭の様子は、2月4日21:30~テレビ神奈川「NEWS930α」でも放送される予定です)

おおつち感謝祭は、『これまでのボランティア、ご支援、ご縁にありがとうを伝えたい』とのテーマで、1月30,31日の二日間に渡って開催されました。

大槌町のゆるキャラおおちゃんがお出迎え!

大槌町のゆるキャラおおちゃんがお出迎え!


会場である大槌町中央公民館に到着するや否や、ホタテの焼けるいいかおり!地元商店会のみなさんの浜焼きのお振舞いです!

ホタテの大きさに注目!

ホタテの大きさに注目!

公民館の中では、大槌町の物産やものづくりのワークショップが開催されていました。(※物産店・団体のリストは、記事の最後に紹介しています)

「ひょっこり蜂蜜」は地元でも人気の商品!

「ひょっこり蜂蜜」は地元でも人気の商品!

「大槌刺し子プロジェクト」ブースで刺し子ワークショップに挑戦(撮影:HanaOzawa)

「大槌刺し子プロジェクト」ブースで刺し子ワークショップに挑戦(撮影:Hana Ozawa)

 

冒頭でも紹介した「おおつち感謝祭オープニングセレモニー」では、大槌町出身の歌手・臼澤みさきちゃんをはじめとする大槌町ゆかりの方々からのメッセージ上映、大槌町民と大槌町への支援者とのメッセージ交換、大槌町のボランティア活動の歩み、復興状況の説明などが報告されました。

その中で特に印象的だったのは、大槌町社会福祉協議会からの報告でした。
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がれき撤去から始まったボランティアは、大槌川・小槌川の河川の清掃→吉里吉里海岸の清掃などのハード事業のボランティアはほぼ終了し、今は傾聴などの目に見えにくいソフト事業のボランティアに移行していること。そして大槌町民たち自らが、特技を生かしたイベントのサポートや、洪水被害などの町外へボランティアに行くようになっていること。
被災地だからと言って大槌だけを忘れないでほしいというのはおこがましいけれど、つながりはずっと持ち続けたいこと。また大槌に来たいと思ってくれる人へのサポートは続けていくこと。大槌は復興していい町になっていくと思うので、変わった町を見て、伝えて、発信していってほしいという、ボランティアセンタースタッフの力強い言葉で報告は締めくくられました。
こちらの様子は、大槌町社会福祉協議会のブログにも掲載されています。

セレモニーでは、大槌ウィンド・オーケストラによる「音(おん)返し」、大槌虎舞協議会による「虎舞」も披露されました。
特にメンバーが中学生・高校生が中心となっている虎舞の迫力は激しく勇壮で、会場からは大きな拍手が送られました。この虎舞は、是非機会があれば生で見てほしい、大槌の宝だと個人的には思っています。
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セレモニーの後には、大槌町商工会婦人会連合のみなさん手づくりの郷土料理が並ぶ懇親会。
ふんだんな海の幸に、この時期にしか食べられない早採れワカメ、大槌名物新巻鮭がたっぷり入った鮭汁、大槌町産のお米で作った日本酒・浜千鳥などなど。
実際にお料理を作ってくださったお母さんたちや町の皆さん、支援者同士たくさんの大槌話に花が咲き、胸もお腹もいっぱいになる歓迎の宴でした。

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二日目の朝は、「町内の復興現場めぐり」に参加しました。
大規模なかさ上げが行われている町内を、町役場職員の解説を聞きながらバスで巡ります。
コースは、大槌町役場を出発し、安渡(あんど)地区、赤浜地区、吉里吉里(きりきり)地区、大ケ口(おがぐち)地区とまわりました。
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印象に残ったのは、赤浜地区の復興状況と、復興公営住宅の現状でした。
赤浜地区は、他の地区と違い、防潮堤を高くするのではなく、町自体をかさ上げして海の見える町にしたいという町の思いがありました。
(その様子は、ドキュメンタリー映画「赤浜ロックンロール」に詳しいです)
実際にかさ上げした土地に降り立ってみると、確かに海が見渡せます。防潮堤を立てるよりかさ上げする方が、当然費用はかさむそうです。それでも町の決断に沿ったという話に、赤浜地区の海への強い愛情を感じました。

赤浜地区から見える海の景色

赤浜地区から見える海の景色

 

復興公営住宅に関しては、地域ごとに違いますし、あくまで大槌の場合ということですが、3種類ほどの形態があるようです。

戸建形式

戸建形式

マンション形式

マンション形式

長屋形式

長屋形式

この中で一番人気があるのは、長屋形式だそうです。確かに暮らしやすそうな景観でした。
実際にめぐってみて感じたのは、かさ上げやハードの整備が進んでいるとは言え、町としての再建はまだまだ半ばということでした。ただ、小中一環の「大槌学園」が今年の9月に開校するなど、未来を担う子供たちへの明るいニュースが聞けたことはうれしいことでした。
大槌町の復興計画について詳細は、こちらを参照ください。

今回、自身2年ぶりの大槌町訪問でした。町の景色は大きく変わりましたが、変わらないものもたくさんありました。
大槌の皆さんの人懐っこい笑顔やおもてなし、海の美しさ、海産物の美味しさ、空の大きさ、そして大槌を訪れる人たちの大槌への愛。
そして個人的には、会いたいと思っていた人たちに久しぶりに会えたことが本当にうれしいことでした!
正直、神奈川から大槌へ足を運ぶのは、結構大変です。時間もお金もかかります。
それでも大槌へ行ってしまう、そんな魅力が大槌には確かにあると感じた二日間でした。

大槌の皆さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました!また大槌で会いましょう!

浪板海岸の夕暮れ

浪板海岸の夕暮れ


報告:かながわ311ネットワーク 山根麻衣子

※おおつち感謝祭参加の物産、団体
ど真ん中おおつち協同組合
越田鮮魚店
潮風堂 TRS食品(有)
おやちゃい
モーモーハウス大槌
大阪屋菓子店
手作り工房 シフォン
菓子工房エルマーノ
マリンマザーズきりきり
マタギ倶楽部
吉里吉里国
大槌刺し子プロジェクト
和RING‐PROJECT
おおつちおばちゃんくらぶ
AMDA大槌健康サポートセンターチャレンジショップ
夢のみずうみ村 おおつち絆ハウス学生団体Peace an apple、吉里吉里地区有志
大槌町社会福祉協議会
・大槌町NPO・ボランティア団体連絡協議会
以上、おおつち感謝祭パンフレットより引用

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