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この夏、防災教育ファシリテーター養成講座<初級編>の受講生の中に、工学院大学の学生がいました。
大学の研究室で防災教育の研究をしているとのことだったので、11月27日に改めてお話を伺いに行きました。

三人は工学院大学建築学部まちづくり学科の4年生で、村上研究室の学生です。
研究室は2年生の6月ごろに選択し、人数が多いと試験(!?)があるそうです。
まずは、村上研究室を選んだ理由をお聞きしました。

左奥から、佐山くん、茂呂くん、菅くん

左奥から、佐山くん、茂呂くん、菅くん

 茂呂くん:
普段は都市デザインや設備のことを勉強しているんですが、それってあまり自分の生活に直接役に立たないな、と思っていて。でも防災だったら自分の生活の中で役に立つことが学べるんじゃないかと思って選びました。

 菅くん:
ゼミの内容については、あまりピンと来なかったので先生で選びました。やる時はやる、休む時は休む、という先生の姿勢が自分と合うと思ったので選びました。

 佐山くん:
実は2年から3年に上がる時に留年していて(苦笑)その時、建築よりも教育に興味を持ったんです。今は教職課程も取りつつ、村上研には3年の時は落ちたのですが4年で拾ってもらいました。

何の気なしに聞いてしまったのですが、それぞれのドラマがあって、少し驚きました。
続いて、八王子の学校で先生や生徒さんと一緒に取り組んでいる内容について、教えてもらいました。

 菅くん:
僕と佐山で、災害対応ゲームの作成や安全点検マップ(校内版・地域版)の作成をしています。作ったゲームは、学校の防災委員の生徒に体験したもらい、意見をもらって修正をしていきます。中学一年生も、真剣に考えてくれて鋭い指摘をされることもあります。
 佐山くん:
僕は指導案も作成しています。全体のカリキュラムと流れを作成します。
 菅くん:
東京都では、学校に防災委員を置くことが決められています。この学校は学級委員が防災委員なので、学期ごとにメンバーが変わります。防災委員をやりたい!と言って続けてくれる子もいます。
工学院ズ2
 茂呂くん:
僕は学校の災害対応マニュアルの改善を担当しています。この学校は都立の中高一貫校で、5年前に一貫校になったばかりなので、先生方も柔軟に対応してくれます。フロアごとの避難計画を作っていて、生徒の協力を得ることを前提に作成しています。中学受験して入学してくるので、ある程度生徒に任せることができるだろうと先生方と話しています。

東京都は学校に防災委員を置くことが決められているんですね!やはり、地域によって様々なので、勉強になります。
公立の学校なので当然、避難所に指定されていると思うのですが、地域との連携についてはどんな取り組みをしているのでしょうか?

 三人:
僕らは直接関わっていないですが、学校と近隣の病院と自治会が災害協定を結んでいて、合同で防災訓練をやっているそうです。あと、避難所は「避難所開設キット」があって、時系列にやることが書いてあるので、誰でも避難所開設準備ができるようになっています。(「避難所開設キット」は新宿区だけじゃない?あれ?そうだっけ?)

学校と自治会が合同で、というのは神奈川でも聞きますが、近隣の病院とも協定を結んでいるというのは、珍しいですね。様々なセクターが連携することで、不明な点がクリアになるので安心にもつながりますよね。
最後に、いま私たちが作成している「かながわ版防災教育プログラム」について説明しました。今度学校に伺う時には、このプログラムについての先生方の反応を教えてください!
三人はすでに就職先が内定しているとのことなので、就職後はぜひ専門知識を生かして、私たちの防災教育にもお知恵を貸してください!!

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