私たちは東北の復興を応援しています


カレー復興キッチンでは、以前から「復興キッチン家庭科部を作りたい」みたいなことを考えていました。東北で出会ってきたレシピたち。その中にある「ソウルフード」と呼ばれるもの。ソウルフードとは、東北のおばーちゃんたち、おかーちゃんたちから子どもへと伝えられてきた家庭版郷土料理。それを復興キッチン流料理教室で、東北で受け継がれてきたように、参加者の皆さまとシェアできないのかな、と。

そんなソウルフードとの最初の出合いは「メカカレー」。メカカレーというのは、メカジキを使ったカレーで、肉の代わりにメカジキを使います。気仙沼流シーフードカレーといったところでしょうか。復興キッチンスタッフと、このレシピを初めて知ったときは、本当に衝撃的でした。2013年8月の“気仙沼美味しいもの探し隊”で出会った唐桑・海岸亭マスターへの取材の際、「俺が中学3年まで、カレーには肉が入るって知らなかった」という、ちょっとびっくりなお話をされたのがきっかけ。

復興キッチン調べでは、昭和40年代までの気仙沼では家庭料理としてメカカレーがよく食べられており、また現在も漁師飯のひとつとして食べられているそう。そんなソウルフード「気仙沼メカカレー」をメインに、気仙沼の家庭郷土料理数品を作って食べるという料理教室を、7月18日(土)フォーラム南太田生活工房にて開催しました。

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今回は調理をするところからの参加、食べる部門だけの参加と二部編成にて開催。調理から参加された方は約10名。2組に分かれて復興キッチンスタッフナビゲートのもと調理を開始しましたが、皆さん大変積極的な方ばかりで、和気あいあいと調理が進行。2組それぞれに作ったものを、後半食べる部門参加者と合流し、総勢20名ほどで試食。同じレシピでも組それぞれ、個性豊かな料理が完成するのも、料理教室ならではの楽しみ。特にメインディッシュのメカカレーは、メカジキが思ったより火の通りが早いので、煮崩れしないように気を付けての調理がポイント。他にも蛸のカルパッチョ、カツオのタタキ、米茄子の田楽、福島の野菜を使ったサラダなど、現地の食材をふんだんに取り入れた料理教室となりました。image005

他にも当日使用した食材の即売も行いましたが、まぁ生産者の方々はサービスがいいこと。味のしっかりした美味しい野菜たちが、もう格安でドカンと届きました。なにより1つひとつが大きくてしっかり、ずっしり。参加者の皆さんも大満足の ご様子。 11694760_920203844718475_6318340858074839519_n

そして予想外に評判がよかったのは、福島の桃。とても甘くて、神奈川のスーパーなどで売っているものとは比べものになりません。それでもお値段は、スーパーのものより安い! 福島の桃は、ぜひお奨めしたい一品。デザートとして、皆さん に召し上がっていただきました。

参加者とのディスカッションでは、今の唐桑のお話や、岩手県大槌町で働く方のお話など、現在進行形の被災地支援の現状なども皆さんとシェアできて、通常の復興キッチンとは一風違ったアットホームさのある復興キッチンとなりました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。(水口美惠子 記)

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