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20150823ジオパーク箱根ツアー2015年5月の大涌谷の活動活発化を受けて、当団体では箱根を舞台に防災教育のスタディツアーができないかと模索してきました。
7月1日に噴火警戒レベルが3に上がったことで、この計画はしばらく延期となっていましたが、箱根火山の状況が落ち着いてきたことで、平成27年8月25日(火)ジオパーク協議会主催のツアーが開催され、参加してきました。チラシには、企画協力で「NPO法人かながわ311ネットワーク」の名前も入れて頂きました。
ジオパーク協議会の報告はこちら
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当日は、小雨模様のなか、9時に小田原駅西口に集合。20名定員のところ、総勢17名の参加でした。9時10分に小田原駅を出発し、まずは神奈川県温泉地学研究所へ向かいました。
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ここでは、研究員の道家涼介先生から「箱根火山の概要」について簡単なクイズも交えながらお話ししていただきました。箱根の火山活動は、40万年前(マンモスや原人が誕生した頃)から始まり、多くの噴火を繰り返して現在のような形に。約3000年前(縄文時代)の噴火で大涌谷では山崩れが起き、崩れた土砂が川をせき止めて芦ノ湖が形成されたそうです。
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お話のあとで、箱根山の簡単な地形模型を制作。等高線が描かれている地図を使い、透明なパックに等高線を書込みます。高さに応じて6枚ほど書いて、それを順に重ねて完成です。低学年のお子さんでも簡単に作れますが、大人が作っても楽しめます。制作後は研究所の展示を見学しました。
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ここからは、温泉地学研究所の道家先生、箱根町観光課の山口さんも同行し、各所で解説してくださいました。長尾峠に向かう途中では、露頭(地層・岩石が露出している場所)を見学。富士山の噴火の跡も地層となっています。
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長尾峠は、立ち入り禁止区域外から大涌谷を見ることのできる場所だったのですが、あいにくの天候で霧にさえぎられてしまいました。残念。
この写真は6月22日に下見に行ったときのものです。
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次の箱根ビジターセンターでは、まずは昼食。特注の「ジオパーク弁当」(1000円)をおいしくいただきました。
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その後、現在の箱根山の状況について、様々な観測データや映像を見ながらお話しを伺いました。セッコウと重曹をつかった熔岩実験では、熔岩の粘りけの違いが地形にどう反映されるかがよく分かりました。
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現在の大涌谷は、地震などは落ち着いているものの、火山性のガスの噴出はまだ収まっていないようです。翌日8月26日に行われた箱根防災協議会では、警戒レベル3の継続が決まりました。同時に万が一警戒レベルがもっと上がった場合に備えての避難計画が公開されましたが、たとえレベルが4、5に上がったとしても避難しなければならないエリアは、半径2キロ程度のようです。
鎌倉時代に、溶岩を彫って造られたという元箱根石仏群も見学しました。最後は甘酒茶屋に向かい、近くの屏風山溶岩を見学しました。着いたときには霧で覆われていましたが、風が吹いて合間から見ることができました。
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甘酒茶屋の歴史も興味深いものでした。箱根湯本駅前で湯本富士屋ホテルの「日帰り温泉入浴招待券」をいただき16時に解散。
箱根山について、そして火山の恵みについて楽しんで学べたツアーでした。

【主催】  箱根ジオパーク推進協議会
【運営】  小田急トラベル 株式会社
【協力】  富士屋ホテル 株式会社
【企画協力】NPO法人かながわ311ネットワーク

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